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2005.05.18

ウズベキスタン反政府暴動

ウズベキスタン東部のアンディジャンで13日、カリモフ大統領の辞任を求める
大規模な反政府暴動が起き、治安部隊と衝突、多数の死傷者が出た。
また、武装した一部が刑務所を襲い、受刑者約2000人が脱出した。
市中心部ではデモ参加者が5万人に達し、
治安部隊は武装したデモ隊が占拠していた州庁舎に突入し、
ウズベク軍は、武装集団を排除したと暴動制圧を宣言。
突入作戦に伴う死傷者数は人質を含め数百人に上るとのことである。

その後、暴動は東部に拡大しつつあり、
キルギスから侵入した新興のイスラム過激派が組織していたことが分かり、
中央アジア一帯にイスラム教の「神の国」樹立を目指す勢力が
再び台頭している実態が浮かび上がった。

カリモフ大統領は、キルギス南部や周辺のフェルガナ盆地に拠点を持つ
反体制イスラム勢力「アクラミヤ」が国境を越え侵入したと指摘している。

現在、暴動は政府軍が鎮圧した模様だが、まだまだ混乱は続いている。
キルギス国境では避難民が1万人以上も集まってきており、
政府軍に一部の避難民が射殺されるという事件も起きている。


中国とロシアはウズベキスタン政府を支持しているが、
アメリカのバウチャー報道官は武力制圧を非難しており、
今後の展開が注目される。

今回の反政府暴動の背景には、
ソ連時代から16(5?)年の長期独裁体制を敷くカリモフ政権への不満や
隣国キルギスで3月に起きたアカエフ長期政権の崩壊の影響があるとみられる。
さらにウズベクは貧富の格差も拡大しており、
高まる国民の不満や野党勢力は力で抑え込んできた。
旧ソ連諸国で広がる民主化の流れにも背を向けている。

武力鎮圧で事態はひとまず沈静化したとみられるが、
問題が解決したわけではない。

今後のカリモフ政権の改革しだいでは、
また反政府暴動が起きる可能性もある。

この地域最大の人口と軍事力を持つ地域大国の不安定化は、
同じような強権支配が続くカザフスタンや
タジキスタンなど隣接諸国にも影響を及ぼす。
中央アジア全体が不安定化する可能性もある。

今後の地域安定への努力が鍵となるだろう。

今回の反政府暴動が、
カリモフ長期政権の終焉の前兆かどうかはわからないが、

今後の展開次第ではそうなるかもしれない。

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